復興へ向けて!

こんにちは、所長の奥山です。
はじめに、皆さんもよくご存じかと思われますが今月6日未明に起きた「北海道胆振東部地震」において、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された地域と地域住民の皆様の1日も早い復興を心から願いお見舞い申し上げます。
これまでに経験のない北海道全域に渡る停電や断水、震源地である厚真町とその付近の市町村では甚大な被害をもたらし、札幌市内でも液状化現象により大きな被害が出ております。
震源地近くの日高町は、私とマネージャーにとって第二の故郷であり大切な人たちが多くいる地域です。
報道されない被災地の様子を現地の知人から聞くにつけ、今回の震災がいかに大きな被害をもたらしたのかを痛感しただただ心配するばかりです。
まだ余震の心配が残る生活が続いており、心が休まる生活に戻るまでにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、今自分たちにできることを真剣に考え行動していきたいと思います。

地震後の当事業所では、停電の影響はあったものの幸いなことに物が倒れたり物品が破損するようなことはなく無事でした。
地震直後の6日と7日は、可能な限りで利用者さんやご家族へ連絡をとり、市内も大変な混乱状況でしたので事業所はお休みをさせていただきました。
翌週10日からは通常通り再開することができましたが、経験のない恐怖から生活リズムも崩れ、余震への不安などで思うように気持ちの切り替えができず辛い思いをされている方もおられました。
震災後初めての通所時には、お互いの様子や思い、感じたことを話し合いました。そうすることで、誰かと思いを共有することができ少しだけ気持ちが楽になるからです。
また、もともと予定していた避難訓練も行いました。図らずも現実に起きた後の訓練だったので、利用者さんも真剣に参加してくれ、あらためて備えの大切さやいざという時の心構えを学び合うことができました。

避難訓練①  避難訓練③

避難訓練②

今回多くの人が感じたことだとは思いますが、「電気や水のありがたみ」あって当たり前の生活を続けてきた分、この震災から学ぶことは大きいものでした。
今はまず電気は節約しつつ、スタッフ一同笑顔は全開で利用者を迎えていきたいと思います!