親なきあと問題勉強会を終えて

親なき①
こんにちは、所長の奥山です。
先週の日曜日に「親なきあと問題」勉強会が開催されました。
チラシの他に北海道新聞に告知記事が掲載されたこともあり、申し込みが相次ぎ急遽定員枠を広げて対応をさせていただきました。
しかし、定員を増やしても参加を受けることができずお断りした皆様もおられ、大変心苦しく感じております。
また今回のような機会を設ける際には、お断りした皆様にもご案内を差し上げたいと思っております。
親なき② 親なき① 
本題である勉強会当日の様子ですが、親なきあと問題相談室ファミリア様の講師お二方をお迎えし、ご両親や保護者が亡くなられた後に残される当事者がどのような困りやトラブルに巻き込まれる心配があるのか、入所施設やグループホームといった24時間サポートのサービスに係る経費など、具体的な事例をもとにお話をお聞きすることができました。
また、財産管理にまつわる仕組みや成年後見人制度など、目からウロコ!というような知らなかったことを知ることが来ました。
今回は、経済的な側面や制度について光をあてた講演でしたが、実際の場面ではこれだけではなく様々な「困り」が当事者に降りかかります。
全てにおいて準備をすることはできませんし、まだ先過ぎて実感が湧かないという方も多いと思いますが、少なくとも今から情報を集め折に触れてご家族で話し合う機会を設けることが今からできる「親なきあと準備」の第1歩ではないでしょうか。
今後もいろいろな形で障害をお持ちの皆さんとそのご家族に有益な情報を提供てきるよう心掛け、地域福祉の一助となれるよう努力してまいります。

終了後にはアンケートを実施し参加者にご協力をいただきました。
全体的な感想としては、皆さん参考になったと感じていただけたようです。以下の内容は抜粋したアンケートの回答です。
・知らないことが聞けました。
・遺言の必要性
・いろんな制度があることが分かって良かった。
・具体的な金額や事例があって分かりやすかった。